Tampopo Head and the Name of the Dogs


Muteness, Shame, Intimacy and Mourning”
- by Alice A Kuzniar, “Melancholia’s Dog: Reflection on our animal kinship”


‘Tampopo Head and the Name of the Dogs’は、オランダのアムステルダム郊外で出会った隣人達、ヒルコとエドとの生活体験と、彼らのインタビューをもとに制作されたフィクション映画。 発端は彼らの世間離れした生活と、2匹の犬の名前。

ヒルコは6匹の雌犬達と暮らす。その中の1匹は、私の名前にちなんでトシエと名付けられた。 もう一匹は、エドの娘の名前にちなんでヤニカ。

お伽話の様なナラティブと、ロマンチックなイメージは、彼らの生活とキャラクターからインスパイアされ、空想上の要素を混ぜて再構築されている。

この作品は、私達のメランコリックな感情を、犬に投影するセンチメンタルな行為と、人間のナイーブな感情、人間関係の間の愛についての、内省と 思索だ。

Crew:
Written and Directed by Toshie Takeuchi
Cinematography by Thomas Vroege & Manu Tau
Additional camera work & Editing by Toshie Takeuchi
Music by Lars Kynde & Nikolaj Kynde
Sound Editing by Rick Haring
Titles design by Eva Temponera


































All copy right in this blog is reserved by Toshie Takeuchi. © Toshie Takeuchi

Description & Installation view

"planet of Rabbits"

‘うさぎ’は 「擬人観」や「現実逃避論」を表現する為に最適な動物であり、これらの作品上で、‘うさぎ’は子供と大人の間にある関係性に少し違った見方を提案する為 に、象徴として使われています。そして、とりともめのないシナリオが、うさぎのスーツを着た子供達によって演じられ、視覚化、表現されています。

私は子供の表現する日常的パフォーマンス(特にそのパフォーマンスの中でも、大人によって、時には適切でないとか、 ショッキングであるとか理解されるもの)に興味があり、その幼稚な行為、身振りや表情を、それらの後ろにある心理や意図を探す為に観察します。そして、自 分自身のファンタジーやお伽話、又は社会的問題と、その行動などを比べながら、新たにそこに物語を創りました。

これらの写真らは‘新たな幼児時代’へエスケープすることが出来る、内面的風景を意味しています。






Glleri Kakelhallen, Mariehamn, Finland
Solo Show "Planet of Rabbits" 2010





Australian Centre for Photography Sydney, Australia
Group Show "Mind Game" 2010








BearSpace, Lndon, UK
Solo show "Planet of Rabbits" 2008




Galleri Image, Aarhus, Denmark
Solo show "Planet of Rabbits"
2007




George Eastman House, Rochester, US
Group Show "Why Look At Animals?" 2005

Unicorn Food


"Unicorn Food" 2009, テレビモニター、dvdプレーヤー、木箱、サイズ可変
展示風景, Beelitz-Heilstätten, Germany


このビデオパフォーマンス作品らは、異常な状態においての体の動きと、1つの目的に向かう時の態度を検証しています。
自分の体をいくつかの空想上動物とさせ、ゴールの場を食べる場所としました。この難しい、けれども、それが楽しくもある状況での体、心理のリアクションを観察し、そのゴールへ向かうシンプルな小旅行(AからBのような)が、ある意味、人生の反映のようにも見えてきました。  私はもともと動物になってみたいという幼稚なファンタジーがあります。これらの作品はアニマリズムアプローチを使って、ロマンティシズムの中に「皮肉さ」を表現しています。見る人に少しの不快感を与え、しかし、それだけではなく、緊張感と楽観が混合した感情を提案できればと思っています。


"Unicorn Food, #2"
2009

30分間のビデオパフォーマンスを12分にまとめた作品。
ある邸宅の庭から、隣近所にあるレストランまでの道のりを、足を交差させ、台所用品で下半身を巻き付けて動いた。

ビデオクリップ"Unicorn Food, #2", 2009,
YouTubeリンク: http://www.youtube.com/watch?v=SdwHo0ntZHQ



"Unicorn Food, #1"
2009

50分間のビデオパフォーマンスを15分間にまとめた作品。
あるアートスタジオからその隣にある病院の食堂までの道のりを、椅子を下半身に縛りつけて動いた。


"ビデオクリップ"Unicorn Food, #1", 2009


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Tell You a Joke 2009


ビデオ静止画, 2009
YouTubeリンク: http://www.youtube.com/watch?v=lTgMwUHjN1w

誤解とミスコミュニケーション(意思疎通できていない)の中に見える「美」を探っています。 異文化のジョークを笑い、その面白さをつかむ事は、文化と言語を理解するよりも難しいと思い、 外国で自分を異文化にはめ込む時の経験から、誤解の肯定的な部分を見せるアイディアが生まれました。これは私が観衆らに1つのおもしろい(私にとっては)ジョークを伝えている時の、3.11分間のビデオ作品です。

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Leaves:3 processes 2008-2009

この"Leaves:3 processes" シリーズは3つの順を追った実験的作品らから構成されています。学びの過程を、オブセッション、空想、遊びと関連させて表現しました。



Process1: "Sleeping trials" 2008
ファンタジーを本物にしようとしている所の、私の睡眠記録をタイムラスプビデオとして見せている作品です。


目的は小さな虫らがするように、優しい落ち葉の毛布の中で夜を過してみる事でした。しかし、その4日間の試しは、楽しさをくれるものではなく、むしろ、辛いものとなり、期待はずれに、毎晩眠れず朝を迎える前には本来の心地のよいベットにもどっていました。

ビデオ静止画 "Sleeping Trials". 8 時間 2009



Process2: "Bed" 2009
"sleeping trial"の経験を、モニュメントにした“Bed” (それは実質的に壊れやすく、象徴的にナイーブである)は、落ち葉を何枚も重ねて創った作品です。それは見る人を想像上の快眠へと誘います。


"Bed", 2009



Process3: "A point at which you realize that you can move on." 2009

以前に process2: で 創った “Bed” を車のボンネットに乗せて、それが壊れるまで運転しまた。そしてカメラでその車を追い続けました。 このビデオはフィンランド、エスポ市での45分の
ドライブ記録を、5分間に編集したものです。

学びの過程の一部である 「壊す」行為を、 次のステップへ進む為の 手段として表現しました。 悲劇とコメディーのミックスのなかで、カタルシス作用の効果を意図して創りました。

車を人口的、現代、大人といったもののシンボルとして使っています。


ビデオ静止画 "A point at which you realize that you can move on". ビデオ 5 min. edition, 2009
YouTubeリンク: http://www.youtube.com/watch?v=08UrR066Pek


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